アボカドプリンスについて

松戸に暮らしたプリンス

幕府最後の年の1867年。各国の皇帝、国王が一堂に集うパリ万博が開かれました。フランスと連携し、幕府再生に取り組んだ将軍・徳川慶喜は、 13歳の実弟を将軍名代(代理)としてパリ万国博に派遣しました。沈黙と共に忘れ去られた幻の将軍、徳川昭武(1853-1910)です。
次期将軍として処遇された少年は皇帝達と華麗なる宮廷外交を行いました。イギリスの新聞「ジ・イラストレイテッド・ロンドン・ニューズ」1867年12月21日号で精緻な肖像と共に“PRINCE TOKUGAWA”(「プリンス・トクガワ)として紹介されました。昭武は、「プリンス」の立場で欧州各国を巡遊した、日本の歴史上最初の人物なのです。
幕末最大の外交行事であり、そこには、フランスからの近代化資金の調達、という狙いもありました。しかしその直後、明治維新により昭武は帰国を余儀なくされ、最後の水戸藩主となりました。三十歳の若さで家督を譲り隠居生活に入り明治17年(1884年)に戸定邸を完成させ松戸に移り住みました。

選べる幸せ・推し活
国内で販売されているほとんどが「ハス」。
日本では44品種の苗木が入手可能。
現在3系統(メキシコ系・グアテマラ系・西インド諸島系)より19種類栽培中。
冷凍加工することで、食べたい時に食べたい量が選べる。

手の届く贅沢・本当のアボカドの味
輸入アボカドは輸送時間を考慮し、熟さない内に収穫され船で追熟する。
一方国産アボカドは樹上で完熟に近い状態まで熟成して収穫ができるため、輸入品では絶対に味わえない一品になる。

安全安心な国産品・希少価値
ハウス栽培することにより、育成に非常に手間がかかるが、無農薬栽培が可能となる。国内生産量は流通量の0.1%。

「青天を衝け」でのプリンスのイメージ

2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」では、プリンス・トクガワこと徳川昭武を板垣李光人さんが演じてくださり、「松戸とプリンス」の関わりが広く周知されることとなりました。
幕末からの激動の時代を経て松戸に移り住み、明治44年(1911年)に亡くなった「プリンス昭武」。明治21年(1888年)に松戸で発見された二十世紀梨のこともご存知だったかもしれません。私たちは、「梨」のご縁でアボカドを栽培するにあたり、松戸に実在した「プリンス」にあやかり、その名に恥じぬ商品を提供したいと思っています。

PAGE TOP
PAGE TOP